40㎜はピースで探ろう
GRⅢxはフルサイズ換算40㎜F2.8のレンズを搭載したコンパクトデジカメです。
GRは28㎜という伝統的な画角があるので、GRⅢxは亜種の分類となると思いますが、40㎜はとても使いやすい画角で大好きな焦点距離のひとつなので、先々GRⅣへと進化した際にもextendモデルを継続してもらいたいものです。
さて、今回は焦点距離40㎜の『画角』について少し掘り下げてみたいと思います。
ネット上のカメラ画角の計算サイトで40㎜の画角を調べてみると
水平画角は約48.5度
垂直画角は約33.4度
の範囲を写せるレンズということになります。
水平画角48.5度は、90度の約半分なので、写真として収まる水平撮影可能範囲を事前にイメージしやすいです。
また、私の場合ピースしたときの指の画角が大体50度弱なので、カメラ抜きでも何となく構図をイメージすることができ、それ故に、この画角が私にはフィットするんだろうなと思っております。
まぁ背面液晶を見ればすぐわかるんですが、カメラマニアとすれば、自分の好きな焦点距離は体で覚えていたいものですよね♪
さて、もう少しGRⅢxの換算40㎜についてを掘り下げてみましょう。
焦点距離というのは、センサーからレンズの中心(主点)までの距離のことを言います。
フルサイズ(36㎜×24㎜)センサーで40㎜という焦点距離は、底辺36㎜高さ40㎜の二等辺三角形の関係となります。以下参照。(酷い画像で恐縮ですがw)
つまり40㎜の写せる範囲というのは、『距離4:幅3.6』の関係となります。簡単な単位にすると、距離が4mのとき、GRⅢxで写せる水平撮影可能範囲は3.6mということになるわけなんですね。
4mや3.6mってどのくらいの長さかイメージできますか?
身近なもので長さの感覚を掴んでおくのも、いざというとき便利ですし、いろいろな発見があるのでお勧めです。
ここで4mのサイズについて紹介します!
・50円玉の穴の大きさ4mmの1000倍
・ダビデ像の本物の大きさ約4.1m
・キリンさんの大きさ約4m
・ピンポン玉の直径4cmの100倍